どもっ。
皆さんは、つみたてNISAの非課税枠40万円を使い切れていますか?

毎月33,333円積立したから、合計で399,996円、、、
あれ?4円足りてない、、、
そんな方も多いのではないでしょうか?
私は、今年の1月から、楽天証券でつみたてNISAを行っており、非課税枠40万円を無事キッチリと使い切れました。

こんな感じで積立予定額が40万円ピッタリになっています。
このように非課税枠を1円単位まで使い切るためには、積立設定の時に工夫が必要です。
結論を言うと、
- ボーナス設定で対応する
- 増額設定で対応する
のどちらかになります。
来年の非課税枠を1円単位まで使い切りたい!
おすすめの積立設定を知りたい!
といった方はぜひ見ていってください。
~関連記事も随時更新(記事の最後にまとめました。)~

投資初心者に向けての、投資の始め方についてもまとめていますので是非ご覧ください。

積立設定の基本情報
楽天証券でのつみたてNISAの積立設定の基本情報として、
- 引落口座を、楽天カードクレジット決済、証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)、その他金融機関から選べる
- つみたてNISA枠は、月額33,333円までしか設定できない
- 楽天カードクレジット決済でのみ、楽天ポイントが貰える(月最大500ポイントまで)
とこの辺りは押さえておきましょう。
引き落とし口座の選び方
まず目当ての商品の、

つみたてNISAで積立注文をクリックすると、

このように、
- 楽天カードクレジット決済
- 証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)
- その他金融機関
の中から好きなものを選べます。
個人的におススメなのは、圧倒的に楽天カードクレジット決済です。
画像にも書いてありますが、決済金額に応じたポイントが貰えるからです。
詳しくは後述します。
つみたてNISA枠は月額33,333円まで

画像のように、つみたてNISA限度額は33,333円/月となっています。
例えば、3月から積立設定を行い、残り10カ月で40万円を使い切ろうと、月に40,000円の積立設定はできません。
途中からでも、積立設定の月の限度額は33,333円となっています。
楽天カードクレジット決済でのみ、楽天ポイントが貰える

先ほどの画像のクレジットカード決済可能額が、50,000円/月となっていると思います。

こちらの画像にも、『決済額100円につき1ポイントの楽天ポイント付与』と書かれています。
この書き方が少しややこしく、積立設定額の『100円単位までしかポイント付与されない』というわけではありません。
例えば、積立額が33,333円としましょう。
この月のカード払いが他に、1,667円ある場合、カード決済の合計金額は、35,000円となります。
楽天ポイントは、この35,000円の100円につき1ポイント付与されるので、350ポイント獲得することができます。
つまり、毎月50,000円までは、普段の買い物や、家賃の支払いなどと同じような扱いで、カードの請求金額の合計に反映され、ポイントを獲得できます。
このときの月50,000円の内訳は、つみたてNISA枠の33,333円と、特定口座(課税される口座)枠の16,667円となります。
もちろん、つみたてNISA枠を30,000円にして、特定口座枠を20,000円にすることも可能です。
このようなことから、前述したように、積立設定の引落は楽天カードクレジット決済がおススメです。
基本情報としてこれらのことを知ったうえで、つみたてNISAの40万円をキッチリ使い切る方法を説明していきます。
ボーナス設定で対応する場合
ボーナス設定とは、証券口座引き落としの場合、指定月を設定することにより、その月の積立を増やすことができ、年2回まで指定月を設定することができます。
ただし、ボーナス設定で設定できる金額は100円以上であるため、普段の積立設定を調整する必要があります。
最低限のボーナス設定でのシミュレーションは次のようになります。

毎月の積立設定を33,325円に設定します。
33,325円×12か月=399,900円となり、積立予定金額が、399,900円/400,000円となるはずです。
差額の100円を、任意の月にボーナス設定することで、400,000円/400,000円となり、キッチリつみたてNISA枠を使い切ることができます。
ここで注意しなければいけないことは、ボーナス設定は特定口座引き落としでしか設定できないという点です。
つまり、楽天カードクレジット決済ではない為、ポイントが貰えないと言う事です。

せっかく調整して40万円使い切れるのに、ポイントが貰えないのはなぁ。
そこで、400,000円キッチリつみたてNISA枠を使い、ポイントを取りに行けるのが増額設定です!
増額設定で対応する場合
増額設定とは本来、年の途中から開始した方の、年間投資金額を調整するために、その年に限り、毎月もしくは毎日の積立金額を増額できる方法です。
また増額設定は以下のような条件があります。
- 今年のつみたてNISA枠が余っている
- 毎月積立の場合:2月以降に積立設定を開始する場合(毎日積立の場合:条件なし)
- 複数銘柄を選択して積立設定をする場合、すべての銘柄の初回受渡日が年内である
これらすべてを満たした場合、増額設定が可能です。
最も重要なことは2番目の、『毎月積立の場合:2月以降に積立設定を開始する場合』という点です。
最初見たときは、意味がよくわかりませんでした。
要するに、『2月以降に積立設定を開始する』というのは、3月分の積立から増額できると言う事です。
例えば、楽天カードクレジット決済で毎月積み立てる場合、楽天証券のシステムの仕様上、1月から積立開始したいときは、前月の12月12日までに積立設定を行う必要があります。

12日というのは、積立設定の申込締め切り日なので覚えておきましょう。
なので、増額設定のできる月は3月からとなり、3月から増額するためには、2月1日から 2月分の注文が完了してから(1月17日には増額可能) 2月12日の間に増額設定する必要があります。(訂正:2022年1月18日)
また、増額設定を3月からの開始にすると、3月から12月の10か月間増額されることになります。
これらのことを考慮した設定シミュレーションは、次のようになります。

まず、毎月の積立設定を33,250円に設定します。
33,250円×12か月=399,000円となり、積立予定金額が、399,000円/400,000円となるはずです。
差額の1,000円を3月から12月まで一定金額増額していくので、1,000円÷10か月=100円を2月1日から2月12日の間に増額設定します。
よって、(33,250円×2か月)+{(33,250円+100円)×10か月}=400,000円となるので、400,000円/400,000円と、キッチリつみたてNISA枠を使い切ることができます。
今回は、楽天カードクレジット決済での積立設定となっているので、年間399,000円分のポイントがが還元されます。
2022年から楽天証券のつみたてNISAの仕様が変更されたため、増額設定分は証券口座引き落としとなってしまいます。
しかし、楽天カードクレジット決済枠上限50,000円に含まれないため、16,750円分をカード枠で積み立てることが可能です。
ポイント面を考慮すると、こちらの方法がおすすめです。
おわり
つみたてNISA枠を400,000円キッチリ使い切るためには、ボーナス設定で対応するか、増額設定で対応するか、のどちらかが必要です。
ボーナス設定では、特定口座引き落としになってしまうので、全額楽天カードクレジット決済ができる増額設定がおすすめです。
つみたてNISA枠をキッチリ使い切ることができれば、気持ち的にもスッキリしますよね。
この記事が少しでも来年の積立設定の参考になれば嬉しいです。
ではまた。
~関連記事も随時更新~
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