どもっ。
前回は、収支の把握につて書きました。
収支の把握ができたら、次は『生活防衛資金』を貯めましょう。
生活環境によって変動すると思いますが、概ね『6ヶ月分の基礎生活費』は確保したいところです。
- 投資に興味がある
- 投資って何から始めればいいの?
- 生活防衛資金って何?
- 生活防衛資金はいくら必要なの?
このような方は是非見ていってください。
生活防衛資金とは?
そもそも生活防衛資金とは、『何かあったときに、仕事をしなくても生きていけるお金』のことを言います。
この『何か』は一般的に、
- 会社をクビになる
- 病気や怪我で働けない
- 災害に巻き込まれる
などを指します。
特に投資を始めたい方には、『生活防衛資金』=『何かあったときに、投資商品を取り崩さなくても生活できるお金』といった考え方が良いでしょう。
生活防衛資金はいくら必要なのか?
では生活防衛資金はいくら確保しておくのが良いのか、結論は『人による』。

いや、もっと具体的に言わんかい(怒)

ごめんなさい。
以前の記事(【投資への第一歩】収支を把握しよう!~全てクレカ払いがおすすめ~ | ダライフぶろぐ (ofreeblog.com))で、収支の把握はできたと思います。
皆さんの月々の支出はいくらでしたか?
- 生活防衛資金=月の支出(生活費)×3~24か月分
がひとつの目安とされています。
3~24か月と振れ幅があるのは、それぞれの生活環境や家族構成、価値観によるからです。
例えば、独身一人暮らしなら数か月分でも十分かと思います。
一方、既婚扶養家族有り1馬力なら万一に備えて、多いに越したことはありませんよね。
そこで、私が考える生活防衛資金の目安は、
- 独身一人暮らしなら、3~6か月分
- 既婚扶養家族有りなら、6~12か月分
- 超保守派は、12~24か月分
くらいかなと思います。
根拠は特に無いので試しながら、いい塩梅を見つけてください。
月の支出(生活費)はどこまで含まれる?
独身一人暮らし、手取り250,000円で
家賃 | ¥70,000 |
水道ガス電気 | ¥15,000 |
通信費 | ¥15,000 |
食費 | ¥30,000 |
雑費 | ¥20,000 |
保険 | ¥30,000 |
サブスク | ¥5,000 |
娯楽、交際費 | ¥25,000 |
貯蓄 | ¥40,000 |
合計 | ¥250,000 |
このような収支を想定します。
この項目をより細かく見ていきましょう。
生活費 | 基礎生活費 | ゆとり費 | 貯蓄 | ||||||
家賃 | ¥70,000 | → | ¥70,000 | → | ¥70,000 | ||||
水道ガス電気 | ¥15,000 | → | ¥15,000 | → | ¥15,000 | ||||
通信費 | ¥15,000 | → | ¥15,000 | → | ¥15,000 | ||||
食費 | ¥30,000 | → | ¥30,000 | → | ¥30,000 | ||||
雑費 | ¥20,000 | → | ¥20,000 | → | ¥20,000 | ||||
保険 | ¥30,000 | → | ¥30,000 | → | ¥30,000 | ||||
サブスク | ¥5,000 | → | ¥5,000 | → | → | → | ¥5,000 | ||
娯楽、交際費 | ¥25,000 | → | ¥25,000 | → | → | → | ¥25,000 | ||
貯蓄 | ¥40,000 | → | → | → | → | → | → | → | ¥40,000 |
合計 | ¥250,000 | ¥210,000 | ¥180,000 | ¥30,000 | ¥40,000 |
まず、収支の中で生活費と貯蓄に分けることができます。
生活費とは、今の生活を維持するために必要なお金ですよね。
さらに、生活費を基礎生活費とゆとり費に分けることができます。
基礎生活費は、家賃、電気ガス水道、食費など、最低限生きていくために必要なお金のことです。
また、ゆとり費とは、無くても生きていけるけれど、有れば心が豊かになるお金です。
生活防衛資金を確保するにあたり、『基礎生活費の3か月分だけでいい。』とか、『ゆとり費も含めた生活費の6か月分は欲しい』など個人の価値観によって異なってきます。
それでは、生活防衛資金がどれくらいの金額になるのか見ていきましょう。
基礎生活費のみ | ゆとり費含む生活費 | |
1か月分 | ¥180,000 | ¥210,000 |
2か月分 | ¥360,000 | ¥420,000 |
3か月分 | ¥540,000 | ¥630,000 |
4か月分 | ¥720,000 | ¥840,000 |
5か月分 | ¥900,000 | ¥1,050,000 |
6か月分 | ¥1,080,000 | ¥1,260,000 |
7か月分 | ¥1,260,000 | ¥1,470,000 |
8か月分 | ¥1,440,000 | ¥1,680,000 |
9か月分 | ¥1,620,000 | ¥1,890,000 |
10か月分 | ¥1,800,000 | ¥2,100,000 |
11か月分 | ¥1,980,000 | ¥2,310,000 |
12か月分 | ¥2,160,000 | ¥2,520,000 |
13か月分 | ¥2,340,000 | ¥2,730,000 |
14か月分 | ¥2,520,000 | ¥2,940,000 |
15か月分 | ¥2,700,000 | ¥3,150,000 |
16か月分 | ¥2,880,000 | ¥3,360,000 |
17か月分 | ¥3,060,000 | ¥3,570,000 |
18か月分 | ¥3,240,000 | ¥3,780,000 |
19か月分 | ¥3,420,000 | ¥3,990,000 |
20か月分 | ¥3,600,000 | ¥4,200,000 |
21か月分 | ¥3,780,000 | ¥4,410,000 |
22か月分 | ¥3,960,000 | ¥4,620,000 |
23か月分 | ¥4,140,000 | ¥4,830,000 |
24か月分 | ¥4,320,000 | ¥5,040,000 |
表にまとめるとこんな感じです。
生活防衛資金のイメージはつかめましたか?
個人的には、基礎生活費の6か月分あればひとまず安心かなと思います。
おわり
今回は、生活防衛資金について書きました。
月の支出を、基礎生活費だけにするのか、ゆとり費も含めるのか、何か月分用意するのか?
各人の価値観に大きく左右されるところですよね。
個人的には、基礎生活費の6か月分くらいがひとまず安心できるラインかなと思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた。
コメント