どもっ。
2022年2月1日、楽天証券よりショッキングなニュースが発表されましたね。
クレカ決済のポイント還元率が大幅に減額される件です。
このニュースは、非常に大きな波紋を呼びました。
しかし、この大きなニュースの影に隠れて、もう一つの改悪があったことはご存知でしょうか?
そのお知らせがこちらです。

今回の改悪は、『現在のSPUの倍率が低下する』、『現在のSPUの条件が難化する』、『現在のSPUの倍率を維持するのは大変』といったところです。
- 楽天証券を利用している
- 楽天経済圏を利用している
- 新たなSPU条件について知りたい
興味がある方は是非。
投資初心者に向けての、投資の始め方についてもまとめていますので是非ご覧ください。
通知内容の確認
まずは通知内容を詳しく見てみましょう。
この通知では、
- 米国株式がSPU対象商品に追加
- 投資信託のSPU達成条件が変更
といった内容になります。
では順番に詳しく見ていきます。
※SPU(スーパーポイントアップ)とは、対象サービスの条件を達成すると楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラムです。(【楽天市場】SPU(スーパーポイントアッププログラム)|ポイント最大15倍 (rakuten.co.jp))
米国株式がSPU対象商品に追加
米国株式がSPU対象商品に追加されました。
スケジュール
開始時期は、2022年4月からです。
詳しくは、2022年4月1日(金)0:00以降に国内約定した取引です。
3月31日(木)23:59以前に発注したご注文でも、国内約定日が4月1日以降の場合は対象となります。
SPU倍率
米国株式でのSPUは+0.5倍です。
SPU条件
SPUの条件は、
- 楽天証券のポイントコースを『楽天ポイントコース』に設定
- マネーブリッジの設定
- 合計30,000円以上のポイント投資
の3つです。
※マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行との口座連携サービスです。(マネーブリッジ – 楽天銀行連携による優遇金利などのサービス提供 | 銀行連携 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp))
※ポイント投資とは、楽天ポイントを使って投資ができるサービスです。
3.合計30,000円以上のポイント投資について補足しておきます。
条件達成の例は、
(例1)1ポイントと29,999円の合計30,000円
(例2)30,000ポイントと0円の合計30,000円
(例3)1ポイントと14,999円の合計15,000円×2回
といった具合です。
SPU対象外となる場合
上記の条件を満たしていても、SPU対象外となる場合があります。
- 積立注文での約定分
- 海外ETF手数料無料プログラムの対象銘柄
これらの場合はSPU対象外となりますので注意が必要です。
海外ETF手数料無料プログラムの対象銘柄の中には、VTやVOO、VTIといったメジャーで人気のあるETFが含まれています。(買付手数料無料 海外ETF | 海外ETF | 外国株式・海外ETF | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp))
投資信託のSPU達成条件が変更
投資信託のSPU達成条件が変更されました。
スケジュール
開始時期は、2022年4月からです。
詳しくは、
【スポット購入の場合】
注文日が2022年4月1日(金)以降の約定分より
【積立購入の場合】
毎月積立:注文指定日が2022年4月1日(金)以降の約定分より
毎日積立:注文日が2022年4月1日(金)以降の約定分より
となっています。
SPU倍率
投資信託でのSPUは+0.5倍です。
SPU条件
SPUの条件は、米国株式と同様に、
- 楽天証券のポイントコースを『楽天ポイントコース』に設定
- マネーブリッジの設定
- 合計30,000円以上のポイント投資
の3つです。
改悪ポイント
今回の通知で改悪されたと言われる部分は、SPU倍率の低下とSPU条件の難化です。
改悪前(2022年3月まで)は、楽天ポイントコースの設定と、投資信託を1回500円以上のポイント投資でSPU条件達成し、倍率は+1倍でした。
改悪後(2022年4月から)は、楽天ポイントコースとマネーブリッジの設定と、投資信託を合計30,000円以上のポイント投資でSPU条件達成し、倍率は+0.5倍です。
更に、楽天ポイントコースとマネーブリッジの設定と、米国株式を合計30,000円以上のポイント投資でSPU条件達成し、倍率は+0.5倍です。
投資信託と米国株式のポイント投資を併用でやっとSPU倍率が+1倍になります。
SPU倍率を維持する条件達成の最低金額が、500円→60,000円になったことになります。
改悪への対策
今回の改悪に対して取れる対策は、
『米国株式に毎月30,000円以上投資する。』
のみです。
今回の改悪に対する私の対応
私も楽天証券を使用しているので、今回の改悪は非常にショックです。
この改悪では、私も指をくわえて見守るしかありません。
こればかりはどうしようもありません。
しかし、SPUはあくまでオマケであると考えています。
楽天証券で投資しているファンドは、10年20年の長期投資を前提としています。
また、投資している商品自体は非常に良い商品だと思っています。
SPUの為に投資しているわけではないと言う事です。
おわり
今回は、楽天証券の改悪について書きました。
今回の一件で、楽天経済圏にまで影響が出てきました。
今後も改悪が続いていくと予想できます。
これをきっかけに、PayPay経済圏やau経済圏など、他の経済圏を見ておくのもいいかもしれませんね。
この記事が皆様のお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
コメント